会話を楽しめる女になる

<目次>

・会話の一歩の見つけ方

・会話を盛り上げ、お互いの関係をよくするには!

・千里の道も一歩から

 

会社やコミュニティの集まり、子供の誕生日パーティーや、パートナーの会社のパーティー。初対面の人とも楽しく会話が弾んだなら、「今日来てよかったな」って思いますよね?

反対に「早くパーティー終わらんかなー」と思いながら時間を過ごすのは、つまらないですよね?この記事で、あまり知らない人とでも会話をうまく進める方法をお伝えします。

 

話相手と共通点があるという事は、会話も弾み、相手にぐっと近づくきっかけになります。

出身地、住んでいる場所、出身大学・高校、趣味、昔やっていた部活、同じ分野での仕事、よく似た労働環境、共通の知り合い、好きな俳優、どんな共通点でも親近感がぐっと沸き、「あなたも私の仲間」なんだという気持ちにさせます。

 

 

会話の一歩の見つけ方

環境のまったく違う人、年齢の違う人、異性、価値観や興味が違う人など、自分との共通点を見いだせない場合は、会話が行き詰まる事があるかもしれません。

もし、なんの共通点もない場合は、相手に対して気づいたことを素直に言ってみましょう。

例えば、目の前の女性の髪が長かったら、「長い髪が素敵ですね」と言ってみる。そう言われると、相手も悪い気はしないし、こちらを受け入れてみようかなという気持ちが少し広がる。もし髪が素敵じゃなくて、お世辞が言えないなら、「髪が長いですね」、それでいいじゃないですか。

相手に対してコメントするという事は、「こちらがあなたに興味を持っていますよ、そしてあなたを肯定しています」というサインで、それを相手にも伝える事でもあります。

みんな自分の事を他人はどう思っているか多かれ少なかれ興味はあります。自分を拒否されたくないし、受け入れてもらいたいと多かれ少なかれ思っています。

NLPコーチングでは、「調和した関係、心が通いあう関係」を「ラポール」と言います。コーチングで最大限の効果を発揮さすためにも、クライアントさんとラポールを築くことは大変重要です。しかしこれは、コーチングに限ったことではありません。同僚や顧客、自分の子供や家族、あなたとかかわるすべての人とラポールが築ければ、おのずと物事がスムーズに進みます。会話を繰り広げるというのは、ラポールを築く一つの方法でもあるのです。

 

 

会話を盛り上げ、お互いの関係をよくするには!

こちらから、会話の一歩を踏み出しているにも関わらず、相手が高倉健のような口数すくない人であった場合、どうすればいいのでしょうか?

 

そんな時は社会見学の時、工場のおじさんに質問するように、自分からその人に興味を持ってその人の仕事、家族構成、趣味について聞いてみます。

例えば、先ほどの髪の長い女性と会話の続きで、こんな風な質問はどうでしょうか?

「どんな風に御髪をケアされているんですか?」

「髪はいつもロングヘアですか?ショートにされたことはありますか?」

「どこで髪を切っていらっしゃるんですか?」

「一番長いときは何センチぐらいあったんですか?」

「どうしてロングヘアーがすきなんですか?」

もしかして、「シャンプーはここ数年していません」など驚きの事実とか、「白髪になったらロングヘアーを染めるのは大変だから、白髪になる前はロングでいたいんです」と、なるほどねと思う事が発見されるかもしれません。

もちろん、髪以外の話題に発展していけば、相手とのラポールが築けている証拠です。

5W1H:What? Why? When? Where? Who? How? を使って聞いてみると、一見何の共通点もなさそうな人でも、意外なつながりがあったり、自分の場合に置き換えて考える事ができたり、その人と新しい関係性またはより一層強いつながりが生まれたりします。

 

袖触れ合うも他生の縁

一期一会

という言葉があるように、このひとときを何かのご縁で一緒になった方と、気持ちのよい時間を過ごしたいですよね。

 

千里の道も一歩から

パーティーで会話が弾むより、なによりも、人に声をかけなければ話は始まりません。

知り合いがまるでいない集まりもあれば、顔は知っているけれど、話したことはない人たちの集まりもあるでしょう。

自分から声をかけなければ、会話をする相手はいない事があるかもしれません。

 

人って誰とも話をしていない時は、大体無表情で怖そうに見えます。

話始めると、ぱっと表情が明るくなり、「あれ、さっきはむずかしそうな人かなって思っていたけど、こんなに明るくて気さくな人だったんだ!」という経験をした事があるのではないでしょうか?

 

最初に声をかけるのは、勇気のいることかもしれません。

冷たくあしらわれたら、傷つく。

ナンパ目的、下心があると思われたら嫌だ。

そもそも仕事でもないのに、どうしてそんな努力をしなければいけないのだ。

そんな気持ちが浮かんでくるのも分かります。

 

パーティーの間、つまらないと思いながら、ひたすらおひらきになるのを待ちたいですか?

今まで出会ったことのない人たちとこの場で会えた訳だから、せっかくの機会と思って話をしてみる。そしてそのことで、自分の世界が広がることがあるかもしれない。そんな気持ちでいたいですか?

 

まずは、となり合わせた人に、こちらから最初の一言を言ってみる。そしてそのあとは、工場見学質問方式で聞いてみる。質問の答えから、その人の価値観や、今までどんな人生を送ってきたかが垣間見れます。沈黙を恐れず、いま目の前にいる人に興味を持って、会話を楽しんでください。

 

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