私たち暁コーチングのコーチたちが住むオーストラリアは、移民の国です。
シドニー、メルボルン、アデレード、ブリスベン、どの街に行っても沢山の様々な人種が見られます。
私といえば、日本人と思われることは稀で、何の躊躇もなく中国語、ベトナム語で話しかけられるのは日常茶飯事。
「ヒンズー語しゃべれる?」とインド人の方から聞かれ、話せないと答えると、「ネパールから来たのにどうしてヒンズー語しゃべれないの?」と言われたこともある。
または、ケアンズのホテルで、日本人従業員と長い間立ち話をした後、「お姉さん、日本語上手ですね」と言われて絶句した事もある。
怒ってなんかいたら損
上記のようなことがあったら、「私は日本人です」と憤慨する人もいる。
日本人であることにプライドをもっているからの発言でもあるが、でもそれは、中国やネパールなどの国は日本より劣っている、というような決めつけやステレオタイプがあるからではないだろうか。
どの国から来た人も、優しい人は優しいし、悪いことをする人は、悪いことをする。
お金に細かいと言われるような国から来た人でも、太っ腹な人は、太っ腹。
日本人のことをよく思っていないと言われている国の人も、親切な人は、日本人にも親切。
自分が勝手に決めた変なステレオタイプで、人や状況を判断し、気持ちを害するなんてもったいない。
自分の心の持ちよう次第
すべての人は前向きな意思を持って生きています。これはNLPの前提の一つです。
私に「日本語が上手ですね」と言ってくれたホテルの従業員も、前向きな意図を持ってそう言ってくれた。相手の発言は、私を褒めよういう前向きな意思があったのだ。
だから、すべての人は美しい。
どんな国や地域で、どんな教育を受けようが、どんな文化だろうが、すべての人は尊い。
そう思って生きていると、美しい人に囲まれて生きていける。