2023年11月末、ご縁があって、他のアジア系女性8人と一緒に本を出版するプロジェクトに参加させていただくことになった。テーマは「家族、文化、社会からの期待に挑む!」
参加者はそれぞれ1章、英語で5000字の範囲で、自分がどんな家族、文化、社会からの期待(プレッシャー)を感じ、悩み、どう克服したのかを書き、1冊の本にまとめるプロジェクトだ。私は男尊女卑の価値観の中で育った自分の体験を書いた。
かつての私は「女じゃダメだ。女なんてつまらない。」と信じていた。それは、明治生まれの祖父母の価値観を強く受け継いだ環境に育ったことが要因の一つだったが、当時の日本の社会全体が男尊女卑だったと思う。過去形で言ってしまえるのかどうかは、微妙だけれど。
かつての思い込みは、なくなった。自分のことも好きになれた。女性であることは、私の一部ではあるけれど全部ではないし、女性であるということにとらわれることもなくなった。私は私であっていいと、私が私であることに、誰の許可もいらないと自信を持って言えるようになった。転機は(もちろん 笑)NLPだった。
書くことは、過去の自分と改めて向き合う機会となった。今まですっかり忘れていたことを思い出すこともあり、それが不思議でもあり、「あぁ、だからだったのか」と腑に落ちることもあり。当時はそのできごとに対し、怒りや悔しさ、悲しみ、苦しみ、絶望感などを感じていたはずだが、今では、どの思い出も懐かしいなという程度だ。私の中で、それらのできごとはすべて自分の中で意味付けが代わり、学びとなっている。できごとに付随する、自分のためにならない決めつけや思い込み、感情はすべて昇華されている。NLPのおかげだ。
”生まれた時、なんだ女かと言われたあなたも、
女のくせに生意気だ!とクラスメートに言われたあなたも、
帰国子女でみんなと違うからといじめられているあなたも、
女だから責任あるポジションは任せられない、でも新人の教育は頼むと上司に言われたあなたも、
後継を産まなかったといまだに責められているあなたも、
離婚なんてしてみっともない、わがまますぎると言われたあなたも、
離婚なんてしてみっともない、わがまますぎると言われたあなたも、
長男の嫁なんだから当然と、義理の両親の介護を引き受けてボロボロになっているあなたも、
もう自分の年齢では、何をするにも遅すぎると思っているあなたも、
世間の風潮がそうなんだから、自分が足掻いたところで何も変わらないと思っているあなたも、
思い出してほしい。私たちは自分で選び、決断し、行動を決める力を持っていることを。”
(I Believed Being a Girl Sucked! – In the Past written by Akiko Kawakami© より抜粋。和訳:川上暁子)
自分の足を引っ張る思い込みを変えた後、どんな人生の扉が開くのか。興味がある方は、ぜひ暁コーチングにご連絡を!
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