自分の気持ちは自分で決める

どうにかなる事と、ならない事

人生には自分でコントロールできる事と、出来ないことがあります。

例えば、コロナウイルスは自分がどう頑張っても全滅しないし、生まれた家が、貧乏な家庭だったなど。(赤ちゃんは生まれるお母さんを生まれる前に決めてくるという説もあります。その場合は自分の意志で貧乏な家に生まれたという事になりますが)

住んでいる国や地域の文化、たとえ清き一票で自分の声を届けたとしてもすぐに変える事のできない政治、予防や対策をしたとしても起こる時は起こる災害や事故など、自分の力の及ばないことが残念ながらあります。

あなたの周りにいる人の気持ちや、行動も強制的に変える事はできません。
夫や子供、職場の人間、ご近所さん、
あなたの望む発言、行動をしてくれるように、コントロールできますか?

そうならば、せめて自分のコントロールの及ぶことは、自分でコントロールしたい。
そう思いませんか?

自分でコントロールできることは、ご自身の感情

NLPの前提にもある「自分の気持ちは自分で決める」

ある出来事が私を悲しくさせる、または悲しくさせる。
ある人の行動が、または性格が私をイライラさせる、気分を悪くする。
そんなこともありましょう、生きているんだから。

でもそれをいつまでも引きずったり、必要以上に深く傷ついたり、病気に至るくらいのストレスをためたりするのは、どうでしょうか?
自分の気持ちを決める権利を、見ず知らずの誰かや、自分でない他人にやすやすと手放している事になります。
自分の感情の暴れ馬の手綱は、自分でしっかり握って!

自分の気持ちを自分できめる方法

沢山テクニックはありますし、個人の思考パターンや過去に起こった出来事にもよりますが、一番基礎になるものをお伝えします。

まずは体の姿勢に注目を。
その中でも呼吸に。

瞑想やヨガでも常に呼吸に意識を置いています。
感情の暴れ馬が暴れている時は、呼吸が浅くなっています。

意識して腹式呼吸をしてみましょう。

酸素をたっぷりと吸い、それを各細胞に、そして脳へと送りましょう。
まずは、吐き、しっかり深く吸う、そして深く長く吐く。

呼吸に集中している間は、座るなり、寝転ぶなりし、やっていた作業を一時ストップしてください。
そうして落ち着きを取り戻し、平常心モードにする。
その上で起こった出来事を振り返る。

自分の立場だけでなく、相手の立場になって物事を見てみましょう。
そして、第三者の立場、例えばたまたまそこに居合せた他人や動物、現場の一部始終を目撃していた観賞植物や壁の立場になって、起こった出来事を見てみましょう。

「あれ、たいしたことじゃないじゃん!?」
「ま、そんなこともあるよね」
「私の勘違いだったかも!?」
起こった出来事の解釈が変わってくるかもしれません。

あなたの気持ちが暴れ馬のままか、
それとも禅な気持ちに変えるか、
はたまた前向きな気持ちに変えるか、
ご自身でご決断を!

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