眼鏡のレンズを変えて得る幸せ

<目次>

・どうして私ばっかり?

・嫌なことばかり起きる「理由」

・幸せを引き寄せるコツ

 

どうして私ばっかり?

 

「うちの子達、ケンカしてばっかりなんです」

「主人は家事を全く手伝ってくれなくて、ワンオペ疲れます」

「部下は残業を嫌がるし、結局私が持ち帰りで済まさないと仕事が回りません」

NLPのコーチをしていて、いただくご相談のトップ3が「親子」「夫婦」「職場」。

疲れた日常の気分転換としてスマホを開くと、姉妹で仲良く絵本を読んでいる姿やら、ピカピカに片付いた家に飾られた花束やら、職場のメンバーで楽しく食事会をしている写真ばかりが目に入ってきます。周りには幸せそうな人ばかりなのに、どうして私ばっかり人生がうまくいかなんんですか?

あなたが幸せになれないのには、理由があります。

「幸せになれない理由」と言われると、なんだか抵抗感があるかもしれませんが、理由があれば解決策がある!

なので最後まで読み進めて、幸せを引き寄せるコツを掴んでくださいね。

 

嫌なことばかり起きる「理由」

 

妊娠をした途端、周りに妊婦さんや親子連れが急に増えた気がしませんでしたか?

引っ越しを意識すると、家の広告がやたらと目に入ったり、転職について考え始めた途端も求人の多さに驚いたり。

私たちの脳は、常に情報を受け取っていて、その大半を「不要のもの」として受け流しています。そうでもしないと脳がパンクしてしまうからです。

ところが、自分が関心を持つと、今度はその情報ばかりを取り入れるようになります。

関心を持った時点で、脳のフィルター、つまり自分がかけている眼鏡のレンズが変わるようになって、見えていなかったものが見えるようになるのです。

残念なことに、目に入ってくることは「良いこと」ばかりに限定されるものではなく、「嫌なこと」も同じように入ってきてしまいます。

そうなんです。嫌ことばかり起きる「理由」は、嫌なことばかりを見る眼鏡をかけてしまっているからであって、レンズを変えれば、嫌なことがグンと見えなくなります。

 

幸せを引き寄せるコツ

 

眼鏡のレンズを変えると言われても、本当に眼鏡を掛けているわけではないので、掛け直すのは難しい、、、ですよね。

これを解決する方法として、「日常を客観的に観察する」ことをお勧めしています。

と言っても、嫌なことを観察するのではなく、その逆です。自分がうまくいかないと感じていることの「良いところ」を観察していきます。そしてできれば、観察したことをノートに記録します。

兄弟喧嘩が気になるなら、仲直りした時や仲良くできた時のことを記録します。
ワンオペ家事が疲れるなら、旦那さんに感謝できた時のことを記録します。
仕事がうまく回っていない時は、達成感を得た時のことを記録します。

え、でもうちなんて、子どもは毎日喧嘩するし、主人はほとんど家にいないし、仕事が次から次にあって達成感を喜ぶ暇もありません!

と思ったしても、、、、

病気もせずに喧嘩するくらい元気あってくれてありがとう。
夜遅くまで一生懸命働いてくれてありがとう。
いつも仕事があってありがとう。

小さなことに感謝して、「良いこと」として意識していくと、眼鏡のレンズが少しずつ「幸せ色」に変わっていきます。レンズが変わりきると、幸せなことしか目に入ってきません!というのは大袈裟かもしれませんが、脳のフィルターが幸せばかりを感知するようになり、いつの間にかちょっとした嫌なことも気にならなくなります。

感謝日記、感謝メモをつけることで、それを読み返して「私の毎日は幸せで溢れいている」と習慣づけることも、幸せを引き寄せることに繋がります。NLP的には、携帯のメモよりも手書きをお勧めしますが、その理由は次回の記事で解説しますね!

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